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強精剤や強壮剤といった精力剤のほかにも、男性のセックス・パワーに良好な影響を及ぼす物質がある。それは亜鉛(ジンク)だ、
亜鉛は牡蠣や豚のレバー、小麦麦芽などに含まれる微量ミネラルである。食物に含有されている。こう言うと、医療品より価値は下と思う人もいるかもしれないが、それは大きな間違い。ポテンスに関係ありとされるあらゆる強精強壮物質の中、医学的にその治療法が認められているのは、実のところ亜鉛だけなのである。
ビタミン・ミネラル先進国であるアメリカでは、勃起不全の治療薬として亜鉛が用いられることが多い。亜鉛投与でインポテンツが治った。そうした臨床データは枚挙にいとまがなく、さらにビタミンB6を併せて摂取すると、効果はより一層高まるという。また、勃起機能回復に加え、生殖器の発育促進、精子の活性化、精子数の増加など、亜鉛がセックス・パワー全般に有効であることも確認されている。
論より証拠。66年、アメリカのプラサド医師によって、次のような驚くべき症例が報告された。
患者は21歳のエジプト人男性。体つきは立派な大人なのだが、どうしたことか性器は子供のまま。そこで博士は、青年に1日100mgの亜鉛を投与した。すると見る見るうちに性器が成長しはじめ、およそ1年後には、何の問題もなくセックスができるまでになった。
欧米でセックス・ミネラルと称される亜鉛。食物中の亜鉛は調理や加工の過程で大部分が失われてしまうので、効率的に摂取したい人は、錠剤になったサプリメント(栄養補助食品)を利用した方がよい。性機能の改善には、1日30〜60mgが適量。3ヶ月以上は継続して飲むようにしよう。
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