最終週にブロンコスに勝利して、ようやくプレイオフに滑り込んだチャージャーズ。アメリカでは、8勝8敗での地区優勝について地区格差が問題となるだけではなく、プレイオフ進出システムの改正論まで噴出している。一方のコルツは、12勝4敗ながら同地区のタイタンズの後塵を拝してワイルドカードからのプレイオフ進出となった。当然のことながらチャージャーズのホームゲームとなり、コルツはサンディエゴに遠征することになる。このような事態に不公平感を抱くファンが多いのも事実だ。
両チームの今季のプレイオフ進出までの道程は決して平坦ではなかった。 コルツは、エースQBペイトン・マニングがオフシーズンに膝にメスを入れた影響でチームへの合流が8月下旬になってしまい、シーズン序盤はオフェンスの流れが非常に悪かった。加えてオフェンスラインの主力(J・サタデイ、M・ポラック、T・ウーゴ)の故障でベストメンバーが第6週まで組めなかったことも響いて出遅れた。チャージャーズは、エースRBラダニアン・トムリンソンの故障が、オフェンスというよりチーム全体の地盤沈下を招いていた。シーズン終盤のブロンコスの大失速がなかったらプレイオフ進出は果たせなかった。
Peyton Manning vs Philip Rivers
今のNFLで最も好調なQBの投げ合いが最大の見所だ。 最近4試合の両選手のスタッツを以下に記した。
マニング (パス成功率85.6% 1,054y QBレイト:135.7 8TD−0INT )
リバース (パス成功率64.7% 1,054y QBレイト:123.5 11TD−1INT )
驚異的と言うほかはない数字だ。 となると・・・チャージャーズのリーグ31位のパス守備が一つのポイントになる。 コルツのパス守備はリーグ6位なので、ある程度はリバースのパスアタックを苦しめることは出来るだろうが、ラン守備が24位と平均以下だ。対するチャージャーズのラン攻撃も20位と低迷しているように見えるが、新たな故障を抱えているもののトムリンソンのつま先の怪我の状態も回復し、控えのダレン・スプロールズも先週100y以上を走って好調であることを考えると数字以上の破壊力が戻っていると想定して臨むべきだ。ラダニアン・トムリンソンの活躍の如何が勝敗に大きく影響するだろう。
両チームの対戦は昨季から3回あり、チャージャーズが2勝1敗とリード。昨季のプレイオフでは、チャージャーズがアウエーでコルツのスーパーボウル2連覇の夢を断つ波乱を起こしている。 戦前の予想ではコルツ有利だが、シーズン終盤のチャージャーズの勢いは侮れない。
両チーム合計で50点を超えるオフェンスマッチになる可能性が高いだけに、インターセプトやファンブルロストのターンオーバーを犯したチームがシーズンエンドになるだろう。
私は、クァルコム・スタジアムが圧倒的なホームフィールドアドバンテージを生む場所ではないこと、マニングのパフォーマンスが安定してきたこと、2つの理由でコルツ勝利を予想する。
 |
1月4日(日)9:45〜14:00(最大14:30まで放送の可能性あり)(生放送)|1月8日(木)18:30〜22:00(VTR)
|
|